札そら 解説記事
札そらの採点方法と結果画面の見方|正答率・得点・回答時間を活用しよう
競技かるたの暗記では、札の場所を覚えるだけでなく、必要なときに素早く思い出せることも大切です。
暗記トレーニングアプリ「札そら」では、札の位置を正しく答えられたかどうかに加えて、正しい位置からどのくらい離れた札を選んだかによって得点が変わります。
また、トレーニング終了後には、正答率や得点、回答時間などの結果を確認できます。
例えば、正答率が同じでも、回答時間が短くなっていれば、以前よりスムーズに札の位置を思い出せるようになっているかもしれません。
この記事では、札そらの4段階の採点方法と、結果画面に表示される数字の見方を紹介します。
1. 札そらの採点は4点・3点・1点・0点の4段階
札そらでは、暗記した札の位置をタップして回答すると、その場で採点されます。
完全に正しい位置を選ぶと4点、少しずれた位置を選んだ場合にも、位置関係に応じて得点が付く仕組みです。
| 得点 | 判定 | 内容 |
|---|---|---|
| 4点 | 完全正解 | 正しい札の位置をタップした |
| 3点 | すぐ隣 | 同じブロック内で、正しい札のすぐ隣をタップした |
| 1点 | 同じブロック | 同じブロック内の、隣ではない札をタップした |
| 0点 | それ以外 | 違うブロックの札をタップした |




単純な正解・不正解だけでなく、札の場所をどのくらい正確に覚えられていたかを振り返るための仕組みです。
4点:正しい札の位置を答えた場合
出題された札の位置を正しくタップすると、4点を獲得します。
画面には「正解!(+4点)」と表示され、選んだ札が緑色になります。
札そらで「正解」として数えられるのは、この4点の場合だけです。
3点:すぐ隣の札を答えた場合
正しい札のすぐ隣を選んだ場合は、3点です。
画面には「おしい!すぐ隣 (+3点)」と表示されます。
ただし、どの札でも見た目が隣り合っていれば3点になるわけではありません。
札そらでは、同じ陣・同じ段・同じ左右のブロック内で、1枚隣にある札を「すぐ隣」と判定します。
左右のブロックの境目をまたいだ場合や、上下の段が違う場合は、画面上で近く見えても3点にはなりません。
1点:同じブロックの別の札を答えた場合
正しい札と同じブロック内でも、すぐ隣ではない札を選んだ場合は1点です。
画面には「同じブロック (+1点)」と表示されます。
札のある区画は覚えていたものの、その中の並び順までは正確に思い出せなかった、という場合などが考えられます。
0点:違うブロックの札を答えた場合
正しい札とは別のブロックを選んだ場合は0点です。
画面には「ちがうよ (+0点)」と表示されます。
陣や段、左右のブロックのいずれかが違えば、0点となります。
2. 「ブロック」と「すぐ隣」の考え方
3点と1点の違いを理解するために、札そらの「ブロック」について確認しておきましょう。
札そらでは、1つの陣を上段・中段・下段に分け、さらにそれぞれを左右に分けています。
つまり、1陣あたり6つのブロックがあります。
例えば自陣の場合は、左上段・左中段・左下段・右上段・右中段・右下段の6つです。

採点時には、まず正解の札と同じブロックを選んだかどうかで判定が分かれます。
- 同じブロックで、1枚隣なら3点
- 同じブロックで、2枚以上離れていれば1点
- 違うブロックなら0点
例えば、自陣の右上段に4枚の札が並んでいるとします。
正解が左から2枚目だった場合、同じブロックの1枚目・3枚目を選べば3点、4枚目なら1点です。
ただし、左右のブロックの境目をまたぐと、見た目が隣り合っていても0点になります。

なお、相手陣は札を180度回転して表示するため、画面上の左右と、相手から見た左右は逆になります。
採点ルールそのものは自陣・相手陣で共通です。
3. 結果画面では何が分かる?
すべての問題に回答すると、結果画面が表示されます。
ここには、正解数や得点に加えて、暗記時間や回答時間など、トレーニングを振り返るための情報がまとめられています。

正解数と正答率
「正解」は、完全正解(4点)だった問題の数です。
正答率は、次の計算で求められます。
正答率 = 完全正解した問題数 ÷ 出題数 × 100
例えば、20問中16問を完全正解した場合、正答率は80%です。
3点や1点を獲得した問題は、得点には加算されますが、正解数には含まれません。
得点
得点は、各問題で獲得した4点・3点・1点・0点の合計です。
満点は、出題数に4点を掛けたものになります。
例えば、20問なら80点満点、50問なら200点満点です。
次のような結果を考えてみましょう。
| 判定 | 問題数 | 得点 |
|---|---|---|
| 完全正解(4点) | 15問 | 60点 |
| すぐ隣(3点) | 3問 | 9点 |
| 同じブロック(1点) | 1問 | 1点 |
| それ以外(0点) | 1問 | 0点 |
| 合計 | 20問 | 70点 |
この場合、正答率は75%、得点は80点満点中70点です。
正答率だけを見ると15問正解ですが、残り5問のうち4問は、正解と同じブロックか、すぐ隣まで思い出せていたことも分かります。
このように、正答率と得点をあわせて見ることで、暗記の正確さを違う角度から振り返ることができます。
※記事中の数値は説明用の例です。
暗記時間
「暗記時間」には、実際に札の配置を覚えるために使った時間が表示されます。
例えば、暗記時間を3分に設定していても、2分で「暗記完了」を押した場合は、実際にかけた約2分が記録されます。
一時停止していた時間は含まれません。
設定した時間ではなく、実際にどのくらいの時間で暗記を終えたかを確認できる項目です。
4. 回答時間から、札の位置を思い出す速さを振り返る
札そらでは、出題された札の位置を答えるまでの時間も測定しています。
問題が表示されてから、札をタップするまでが回答時間です。
結果画面では、次の4つの指標を確認できます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 平均回答時間 | 全問題の回答時間の平均 |
| 正解時平均 | 完全正解した問題だけの平均回答時間 |
| 最速 | 最も短かった回答時間 |
| 最遅 | 最も長かった回答時間 |
平均回答時間と正解時平均の違い
例えば、平均回答時間が3.5秒、正解時平均が2.8秒だったとします。
この場合、完全正解した問題では、全体よりも短い時間で回答できていたことが分かります。
反対に、正答率は高いものの平均回答時間が長い場合は、正しい札を思い出すまでに時間がかかっているのかもしれません。
ただし、速く答えることだけを意識して誤答が増えてしまっては、狙った練習にならないこともあります。
正答率と回答時間の両方を確認しながら、暗記の正確さと想起の速さを振り返るのがおすすめです。
最速・最遅にも注目する
最速と最遅を見ると、回答時間のばらつきも確認できます。
例えば、ほとんどの札はすぐに答えられていても、一部の札だけで長く迷っているかもしれません。
そのような場合は、すべての札の暗記が不十分だったというより、特定の札や位置を思い出すのに時間がかかった可能性も考えられます。
5. 決まり字グループ別の正答率を確認する
結果画面には、決まり字のグループ別の正答率も表示されます。
その回のトレーニングで出題された札を、頭文字などのグループに分けて集計したものです。
例えば、「むすめふさほせ」「うつしもゆ」は、それぞれまとめて1つのグループとして表示されます。
それ以外の札は、主に「あ」「い」「お」などの頭文字ごとに集計されます。

これを見ることで、特定の決まり字グループで間違いが多かったかどうかを確認できます。
ただし、1回のトレーニングでは、出題される札がランダムに選ばれます。
そのため、グループによっては1枚しか出題されていない場合もあります。
1回の結果だけで得意・苦手を決めつけず、何度か練習を重ねて確認するとよいでしょう。
6. 過去の結果と比較してみよう
ログインしている場合は、トレーニング終了後の結果が自動保存されます。
さらに結果画面には、「同じ条件の直近の記録」が表示されます。
ここでは、同じ札数・同じ陣の構成で行ったトレーニングの直近10件までを確認できます。

例えば、両陣10枚で繰り返し練習している場合、以前の正答率や得点、回答時間、暗記時間を振り返ることができます。
なお、ここでいう「同じ条件」は、札数と陣の構成が同じという意味です。暗記時間や、片陣の向きまでは一致条件に含まれません。
比較するときは、実際にかけた暗記時間にも注目しましょう。
同じ札数で、暗記時間を短くしてみる
例えば、両陣10枚で次のような結果が出たとします。
| 練習 | 暗記時間 | 正答率 | 平均回答時間 |
|---|---|---|---|
| 1回目 | 3分 | 85% | 3.2秒 |
| 2回目 | 2分30秒 | 85% | 3.0秒 |
| 3回目 | 2分 | 80% | 3.5秒 |
この例では、暗記時間を3分から2分30秒に短縮しても、正答率を維持できています。
一方、2分にすると正答率が少し下がり、回答時間も長くなっています。
こうした結果から、「今の自分にとって、正確さを保ちながら暗記できる時間はどのくらいだろう?」と考えてみるのも面白いでしょう。
※数値は説明用の架空の例です。実際には出題される札や配置も毎回変わるため、結果が異なる理由を暗記時間だけに求めることはできません。
7. 結果を次のトレーニングに活かそう
札そらの結果画面では、さまざまな数字を確認できます。
すべてを毎回細かく分析する必要はありませんが、練習の目的に合わせて注目する指標を変えると、振り返りやすくなります。
例えば、次のような使い方が考えられます。
| 練習で意識したいこと | 注目する項目 |
|---|---|
| 札の位置を正確に覚える | 正答率 |
| 正解との位置のずれを確認する | 得点と正答率 |
| 短い時間で暗記する | 暗記時間と正答率 |
| 素早く札の位置を思い出す | 平均回答時間・正解時平均 |
| 継続的な変化を確認する | 同じ条件の直近の記録 |
例えば、両陣10枚・3分の練習を繰り返す場合は、まず正答率と平均回答時間を確認する。
その後、暗記時間を少し短くしてみて、正答率がどう変わるかを確かめる。
そんなふうに、記録を見ながら次の練習条件を調整することもできます。
また、ログインして練習履歴を蓄積すれば、間違えやすい札や位置、頭文字なども確認できるようになります。
過去の記録や分析機能の詳しい見方については、札そらの練習履歴と分析機能の見方で紹介しています。